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リフォームで防音対策~防音の種類編~2017.03.05
こんにちは、八王子市・日野市を中心に安心して長く暮らせる住宅リフォームを
提案している新井建設、 代表の新井与四和(あらいよしわ) です。
前回はリフォームで防音対策を行う際のポイントについて説明しました。
防音対策にも目的によって方法が異なるのでしたね。
今回は具体策の前に防音の種類について説明させていただき、
より防音についての理解を深めて頂ければと思っております。
写真は八王子市楢原町で防音室を施工したときの様子
1、吸音について
吸音とは音のエネルギーを吸収し、音を反射させないようにすることで、
不快な反響音や残響音を和らげる対策です。
音を吸収することが目的なので、完全に遮断するという訳ではありません。
吸音材が手に入りやすく比較的加工が簡単なので自分で対策することも可能です。
2、遮音について
遮音とは、空気中の音をできるだけ反射させることで、
内部・外部からの音をできるだけ遮る対策です。
反射させることが目的なので、吸音と違い音自体は小さくなりません。
吸音対策と遮音対策を組み合わせることが防音対策のポイントとなります。
3、防振ついて
防振とは、音の振動の伝達をできるだけ少なくする対策です。
掃除機や洗濯機などの振動音をゴム製のシートやマットで周囲に伝達することを少なくします。
4、制振ついて
制振とは音の振動自体を少なくし、音の発生を防ぐ対策です。
ゴムや鉛の制振シートなどを使用し、振動の時間を短くしたり、弱めることで発生を防ぎます。
このように防音にも様々な種類があります。
少しでも防音に対する知識が深まれば幸いです。