住宅における色彩効果について2016.11.17
色によって感情が変わるって聞いたことがあると思います。
今日のテーマは、住宅における色彩についてです。
こんにちは、八王子市で安心して長く暮らせる
住宅リフォームを提案している新井建設、 代表の新井与四和(あらいよしわ) です。
住宅づくりをする際に、部屋の内装などをどんな色にするかということはかなり重要です。
というのは、日々目に入る色は、自然とそこにいる人の心理に影響するからです。
ですから、どんな雰囲気の部屋をつくりたいかを念頭に置いて色を選ぶとよいでしょう。
色は明るさ、つまり明度の違いによって重たく見えたり軽く見えます。
明るい色は軽く見えますし暗い色は重く見えます。
そういうことを考えると、部屋を開放的に見せるためには明度を高くすることが効果的です。
のびのびとした気分で過ごしたい部屋の内装は明るい色がよいでしょう。
一番明るい色は白ですので、白を基調とした部屋が一番開放感を感じるということになります。
ただ、真っ白だとややまぶしすぎるかもしれませんので、やわらかめのアイボリーなどの方がよいでしょうね。
逆に、開放的というよりはしっとりと落ち着いた気分で過ごしたい部屋もあるかと思います。
あまり明るかったり鮮やかだったりしない色、つまり明度や彩度の低い地味色は落ち着いた雰囲気を作れるので、
そういう部屋には地味な色を使いましょう。
ただ、あまり暗すぎる色を選んでしまうと、沈んだ重苦しい雰囲気になってしまうこともありますので、
ほどほどの色を選ぶようにすることが良いでしょう。
また、同じ色でも表面の光沢の違いで感じ方は変わりますよね。
マット状の表面だと落ち着きが出ますし、
光沢のある表面なら華やかな印象になります。
施工前に出来上がりのイメージを共有することが大事だと思いますので
色や柄、仕上がりの感じは担当者と丁寧に話し合うことをお勧めします。
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