中古住宅の流通は増える?2016.11.10
衝撃的な結果でしたね
本当にトランプ大統領が誕生するんでしょうか?
クリントンさんの方がテレビでよく見るし、メジャーな感じがしていたので
まさかトランプさんが勝つとは、全然思っていませんでした・・・
こんにちは、
全国390店舗展開中のハウスドゥ!八王子東店の店長、新井です。
大統領が変わると、アメリカは変わっていくのでしょうか?
そして日本も変わっていくのでしょうか?
政治の事はよく分からないのですが、日本の不動産流通は変わりつつあります。
皆さんも聞いたことがるかもしれませんが
欧米では中古住宅の方が新築住宅より多く売買されています。
これは、不動産流通の仕組みというか、価値の考え方の違いによると思われます。
日本では、新築住宅は年ごとに劣化していき、木造なら20年位で価値がゼロになるという
「不動産査定の当たり前」があります。
どんなにリフォームして、快適で耐久性が上がるように手を入れてあっても
その投資額を家の価値として認定する基準や制度がほとんどないんですね。
欧米では、家に手を入れて便利にしたり、快適にしたり、耐久性をあげれば
投資した部分が価値として流通価格に反映されるようです。
だから、極端に言えば新築よりも手入れしてある中古の方が高いってこともあるらしい。
長年の価値観は、一朝一夕には変わらないでしょうが
日本の住宅流通もこれから徐々に変わっていくことでしょうね。
そうでないと、親も子も孫もみんなが住宅ローンを背負う悪循環から抜け出せないんです。
お父さんが頑張って建てた家を子供が自分の生活スタイルに会うようにリフォームし、
家族構成が変われば、相応な価格で売却して、ベストな家に住み替える。
投資した時間とお金は無駄にならずに、次の生活に生かされるようになれば
もっと経済的にゆとりのある暮らしができるようになると思います。
私は建築士なので、築年数だけで値段が決まる査定ではなく、
住む人にとって価値ある家は、少しでも高く売買されるようにしていきたいと思っています。
中古住宅の購入や売却で悩んだら相談にのります。(←クリック)