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「お宅の屋根、修理しないと大変なことに・・・」ホント?2024.07.22
こんにちは。
八王子市・日野市を中心に安心の住宅リフォームを
提案している新井建設、 一級建築士の新井与四和(あらいよしわ) です。
お客様から毎月、何件か以下のようなご連絡をいただきます。
「近所で屋根工事をしているのですが、○○様のお家の屋根が傷んでいるのを見かけたので、お知らせに来ました。このままだと雨漏りしたり、台風とかで屋根が飛んでご近所にご迷惑を掛けることもあるので、直した方が良いですよ!!ちょうどハシゴ持ってるので、屋根の上がって直してあげますよ・・・」
「ほら、屋根のあそこの所が・・・」
こういう訪問を受けたので、心配になってしまって
雨漏り、ご近所にご迷惑 と言われたら、そりゃ心配になりますよ
本当に今年は特にこの手の訪問営業が多いようです
たいていの場合、屋根に上って点検しても特に問題がないです
強いて言えば、棟板金を留めている釘が数本抜けてきている位です
釘が抜けてきているのは、珍しい事ではありませんが
心配な場合は、棟の板金と下地を交換することで安心は長続きしますので、実例を紹介します
15~20年位経年した屋根(屋根塗装の時期ではあります)
既存の棟板金を撤去します
釘を受けている下地の木材です。木材の端の方が劣化してきていますが、そこまで傷んでいるわけでもありません
屋根の頂点部分に防水テープ貼って、雨漏り防止します
腐って劣化しない人工木材の下地を取付けます
新しい板金の棟を設置したら完了です
スレート屋根(カラーベスト)は新築から15~20年で塗装をした方が良いです。
次の塗装サイクルは10~15年となります
板金修理をするときに、屋根の塗装もすると15年位安心が続きます