中古住宅を買う時のポイント2017.09.23
こんにちは、八王子市・日野市を中心に安心して長く暮らせる住宅リフォームを
提案している新井建設、 一級建築士の新井与四和(あらいよしわ) です。
立地や住環境、敷地の広さ、建物の大きさ、価格などの理由から
中古住宅を購入する人が増えているようです。
実際に私のところにも、
中古住宅の購入または購入後のリフォーム相談がちょくちょく来ます。
中古住宅を検討されているお客様に対して
私が決まってお話しする内容を書きます。
まず、購入予定の中古住宅、もしくは気になる中古住宅を見つけたら
建築の専門家に同行してもらい、アドバイスをもらうことをお勧めしています。
リフォーム済みの物件でも、現状引き渡しの物件でも、です。
次に、外壁と屋根のメンテナンス時期や状態を確認すること、です。
不動産業者を通して売主様に、「前回外壁塗装をしたのは何年前ですか?」とか「屋根を修理したのは?」
と確認してもらい、現地で外壁の状態も確かめます。
屋根まで登って見ることは出来ないので、色あせや光沢はどうか?
瓦なら土がむき出しになっていたり、棟部分に違和感はないか?
ぐらいは一般の方でも注意してみれば、何となく感じると思いますので。
その次に、床下の防蟻(シロアリ防除)工事の記録を確認することです。
木造でも鉄骨造でも床下の状態は大事です。
防蟻の保証期間は5年が一般的なので、保証期間内であれば
保証内容と名義を売主様から引き継げるか?
しばらく防蟻工事や点検がされていないようであれば、
購入後のリフォームで実施する項目に入れるべきです。
一般のお客様で最初から防蟻工事をリフォームの要望に
考えている人は少ないですね。
そしてもう一つ、
売買瑕疵保険を付けてから、引き渡しを受けること、をアドバイスしています。
今のところ、個人の売主様が瑕疵保険を付けているケースはほとんどありません。
それを要望しても実現は難しいので、買主様の費用負担で瑕疵保険を付けることを
売主様に了承していただくのです。
この瑕疵保険を付けるメリットは大きいです。
既存住宅瑕疵保険のメリットについては、以前の記事をお読みください。
以上の4点が
中古住宅を検討しているお客様に毎回アドバイスしているポイントです。
不動産やリフォームに関することで、不安や疑問が出た時に
直接私に質問がLINEでできるようにしました