屋根葺き替え工事の流れです2016.07.16
こんにちは。
自然素材を使って気持ち良く暮らす家をつくっている
八王子市の新井建設、二級建築士 小川 です。
屋根のリフォーム。特に瓦からガルバリウム鋼板への葺き替えが
非常に多いですね最近は。理由は簡単。耐震のため。
施工前の屋根(瓦)の状況。
まずは不要になった温水パネルを撤去
テレビのアンテナも撤去し、屋根完了後に新たに設置します。
そして瓦おろし。
暑い時期は特に大変。今回は6人での作業です。
瓦を撤去後、瓦桟や古いルーフィングも撤去。
本瓦の場合は棟に漆喰などが使用されているため撤去が大変です・・・
そして新たに野地板(構造用合板)を施工します。
屋根垂木や野地板は、しっかりしているので既存の野地板の上に
新たな野地板を施工します。リフォームでは一般的な方法です。
野地板施工後にはルーフィングを敷きます。
ルーフィングとは防水の為に屋根仕上げ材の前に敷くシート状の製品です。
ルーフィングが敷き終わると、いよいよ屋根材の施工です。
今回はガルバリウム鋼板を採用。裏側に断熱材が付いている製品を使用します。
雪止めをつけて・・・
屋根の完成です!
そして・・・
今回は太陽光発電の設置もあるんですよ。
屋根の葺き替え工事期間は足場の架け払いも含めると
およそ10日間で終了します。(太陽光は別)
ここ数年は耐震のために屋根を葺き替えるお客様が非常に多いです。
大掛かりな工事ではありますが屋根を軽くする事が耐震には有効だという
認識が広まってきた証拠ですね。